この記事では、私が株のスイングトレードで普段使用している3つのテクニカル指標について初心者の人にもわかるを目一杯意識して、徹底解説します。
こんにちは!株ブロガーのあにすです
初心者向けの株式投資の本でよく見かける内容を踏まえつつ、スイングトレードで勝つのに、最低限必要な基本のテクニカル指標を私なりにまとめてみたよ
こんにちは!あにすさん
本を買わずに済むので助かります
気合を入れて書いたので、すごく長いかもしれませんが、上から順番に読んでもらえると「テクニカル指標」ってこういうものだということがある程度わかってもらえると思います。
・読み疲れないように、なるべくイラスト画像や表、簡単な言葉を使用
・読み返しやすいようジャンプ機能付き(青色文字をクリックするとスムーズに解説ページに移動
「スイングトレード?」「テクニカル指標?」っていう人は、下記記事を先に読むと理解が深まるのでおすすめ!
本題に入る前に、
この記事を読めばわかる”ポイント”をまとめてみました。
私が株のスイングトレードで使用している
”3つのテクニカル指標”
✓ローソク足
✓出来高
✓移動平均線
を初心者の人でもわかるように
用語の意味からポイント迄、徹底解説
また3つのテクニカル指標に
関連した記事を随所に
そして、トレード歴8年の経験からワンポイントアドバイスも
あにすさん!こんにちは
早速ですが、3つのテクニカル指標について解説お願いします
焦らない焦らない(笑)
✔会社員、関西出身、東京在住
✔トレード歴8年
✔スイングトレーダー
15年1月に株式投資を開始。最初の5年間は大損と退場を何度も繰り返し、苦しい日々を送る。その後、20・21年と一定の結果を残すも、結果に物足りず、22年は大きなリスク承知で一発狙い。結果は散々なものとなる。23年は新規一転、基本に立ち返り、コツコツトレードをモットーに試行錯誤。地合にも恵まれ、23年1-6月は年初から約+75%
株のスイングトレードで
使用している3つのテクニカル指標とは
私がスイングトレードで使用しているテクニカル指標はたった3つです。
えっ、たった3つですか?
そう!昔は色々使っていたけど
メインで使っている「テクニカル指標」は本当にこれだけ
理由は3つでも十分やっていけてるから(笑)
そうなんですね
というか3つとも実は知らないです…
一個ずつ解説するよ(笑)
ありがとうございます。ちなみにファンダメンタル分析は使わないのですか?
殆ど使用しないかな!これについては別の記事でも理由を解説しているけど、3つのテクニカル指標の話に入る前に簡単に解説するよ
私は基本的にスイングトレードなので「テクニカル分析」中心です。
正直、「ファンダメンタル分析」は殆ど使用しません。
テクニカル分析とは …
株価チャート(テクニカル指標)を参考にする分析
ファンダメンタル分析とは…
企業や国の経済状況を表す指標(決算やニュース等)を参考にする分析
詳しく用語を知りたい人やテクニカル分析中心の理由については、以下の記事で詳しく解説しています。
話を戻しますが、ファンダメンタル分析を殆ど使用しない理由を簡単にいうと、
スイングトレードという「短い期間で完結する」トレードだと、業績などが株価に反映されにくい
からです。
ようは業績の良し悪し等は「長い時間をかけないと株価に反映されにくい」ということです。
ただ、株の売買を判断するのに、テクニカル分析一択というわけでもありません。
相場の強弱(流れ)も意識します。
これについては以下の関連記事で詳しく解説しています。
(初心者の人には少し難しい内容となっているかもしれません)
ローソク足とは
文章で読むと難しいです…
たしかに(笑)
わかりやすいように以下で画像にまとめてみたよ(画像をクリックすると見やすいよ)
ここからローソク足の解説
基本的にローソク足は「陽線」「陰線」の二つ(例外除)
陽線:始値より終値の方が高い【始値で買ったらプラスという意味】
陰線:始値より終値の方が安い【始値で買ったらマイナスという意味】
言葉の意味
始値:始まった価格
終値:終わった価格
高値:一番高い価格
安値:一番安い価格
「期間」によって
ローソク足の呼び名が異なる
分足:1分の動き
例:始値(9時)~終値(9時1分)
↓
日足:1日の動き
例:始値(9時)~終値(15時)
↓
週足:1週間の動き
例:始値(月曜9時)~終値(金曜15時)
↓
月足:1ヵ月間の動き
例:始値(4月頭9時)~終値(4月末15時)
✓株式相場は「※9時」に始まり「15時」に終わる(売買が成立する時間)
✓ちなみに「5分足」とかになれば「5分間の株価の動き」という意味
✓月曜日が祝日であれば火曜日が「週初め」扱い(週足の始値)
※8時から株価の動き(気配)は確認可能
但し実際に約定(売買が成立)されるのは9時から
気配とは…
株を売買したい人の「事前の注文状況」の事
図(画像)をみてから文章を読むと少しわかりました(笑)
自分も最初は苦戦(笑)
今覚えられなくても実践の中で自然と覚えられるよ
まずはイメージだけ掴んでもらえたら
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
✓トレードで稼ぐことが目的であれば、最初から「名称や意味を全部覚えよう」とそんなに意識しなくてよい。直ぐに全て覚えるに越したことはないですが、トレードをする中で自然と覚えていけます。わからなくなった時に見返せば十分だと思います。
ローソク足の見方(例:日足と週足で解説)
色々と解説しましたが、
実際に例を出した方がわかりやすいと思うので
「日足(5本)と週足(1本)」のローソク足の動き(あくまで例)を
以下に画像でまとめてみました。
ちなみに、画像左のように、ローソク足(5本の日足)が並んだ「グラフ」を株価チャートと呼びます。
少しだけわかってきました
「ローソク足が並ぶ」となんか生き物みたいにくねくねした動き(笑)
生き物(笑)
日足(上記画像の左)で見ると、波はありますが右肩あがりに上がってますね
そういうイメージがとても大事
株価チャートを見る意味は株価の流れ(トレンド)を把握すること
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
✓4種類の足(分足・日足・週足・月足)のうち自分はどのローソク足を見るべき?
っていう質問があるかもしれないけど、
私は「トレードスタイル」で見るローソク足を分けます(下記はあくまで目安)
トレードスタイル別:主に見るローソク足
①デイトレード :分足・日足
②スイングトレード :分足・日足・週足
③ポジショントレード:日足・週足・月足
赤文字が特に重要な足
「トレードスタイル」についてや、自分に合った「トレードスタイル」を知りたい人は下記記事で詳しく解説してるのでおすすめです。
ローソク足のパターン(強弱)
株価チャート(ローソク足のグラフ)を見れば「トレンド」を知ることができることはわかりましたが、実際にどこで買ったり、売ったりすればよいのでしょうか?
良い質問だね
売買の判断基準を持つ第一歩として、
最初にローソク足の「基本パターン」を教えるね
左にいけば「強気」、右にいけば「弱気」
左にいけばいくほど「弱気」と言う意味
ローソク足のパターンってこんなにあるの!?覚えられるかな…
さっきも言ったけど
実践を繰り返していると自然に頭に入っていくから大丈夫だよ
そういってもらえて安心しました
ただ一つ疑問なのですが、上記ローソク足(1本)のサインだけをみて売買すればよいのですか?
例えばですが、「上昇」サインで一番最強の「大陽線」が出たら、その次の日に買えばよいということですか?
一概にそうとは言えないな
ローソク足の組み合わせを見ることも大事
ローソク足の組み合わせ??
次で解説するよ
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・ローソク足それぞれの「名称」より最初は「形(視覚)」で覚えられれば十分です
(8年経った今でも、全ての名称を一発で答えられる自信はないです笑)
・後で詳しく解説するけど、1本のローソク足だけで「売買を判断する」のは正直難しいです。
この後解説する「ローソク足の組み合わせ」「出来高」「移動平均線」などと合わせて総合的に判断する必要があります。
主なローソク足の組み合わせ①
(はらみ線・つつみ線・たすき線)
ローソク足は1本より、2本3本と組み合わせたほうが、売買判断の信頼度は増します。
ここでは代表的な「ローソク足の組み合わせ」を紹介します。
下記画像の「ローソク足の組み合わせ」が出たら、株価はその後、一定方向(画像記載のオレンジ矢印)に向かいやすい傾向があるということになります。
下記組み合わせが出ると、相場の転換(反対方向に向かう)が起きやすい
絶対起きるわけではないよ
「はらみ線(画像左)」を解説
はらみ線とは…
ローソク足1本目の値動き(株価の動き)の範囲内で2本目が動く、ローソク足の組み合わせ。
高値圏で起きると「売り」、安値圏で起きると「買い」
「はらみ線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
①大陽線→陰線(画像左から1つ目):1本目の大陽線(大きな上昇)を、2本目の陰線(利益確定が出始め)が出現することで「買いたい人達が出尽くしたこと」を証明
②大陰線→陽線(画像左から2つ目):1本目の大陰線(大きな下落)を、2本目の陽線(買いたい人が増える)が出現することで「売りたい人達が出尽くしたこと(下落パワーが衰えている)」を証明
「つつみ線(画像真ん中)」を解説
つつみ線とは…
ローソク足1本目の値動きを、2本目の本体(ひげ以外/実体)が完全に包み込む、ローソク足の組み合わせ。
高値圏で起きると「売り」、安値圏で起きると「買い」
「つつみ線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
①陽線→大陰線(画像左から3つ目):ローソク足1本目の買った人を、2本目の大陰線で「買いたい人を売りたい人が大きく上回ったこと」を証明
②陰線→大陽線(画像左から4つ目):ローソク足1本目の売った人を、2本目の大陽線で「売りたい人を買いたい人が大きく上回ったこと」を証明
「たすき線(画像右)」を解説
たすき線とは…
1本目のローソク足の方向と、2本目が逆方向にスタート時点から大きく伸びて、1本目の始値(終値)を大きく超えた、ローソク足の組み合わせ。
高値圏で起きると「売り」、安値圏で起きると「買い」
「たすき線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
①大陽線→大陰線(画像左から5つ目):ローソク足1本目の買った人を、2本目の大陰線で「相場の始まりから、買いたい人を売りたい人が大きく上回ったこと」を証明
②大陰線→大陽線(画像左から6つ目):ローソク足1本目の売った人を、2本目の大陽線で「相場の始まりから、売りたい人を買いたい人が大きく上回ったこと」を証明
文章がいっぱいで覚えられない…
ダメダメ(笑)形で覚えよう
わからなければ見返せばいいんだ
その調子(笑)
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・ここまでと同じで「名称(ローソク足の組み合わせ名)」は無理に覚えなくてもよい。
最初は私も全然覚えられなかったし、実践で名称は不要です(笑)
上記のような「ローソク足の組み合わせ表」を都度見ながらのトレードで十分でした。
・ある程度ローソク足の組み合わせを覚えてきたら、上記組み合わせ後の株価が「なぜ上がったり下がったりするか」という理由も合わせて覚えるとよいと思います。新しい気づきも出てきたりするので。
・上記ローソク足の組み合わせが起きたら、「本当に相場の転換が起きているのか?」を色んな銘柄の株価チャートを実際に確かめると、もの凄い勉強になります(そして、確認した株価チャートを蓄積)。
またその際に「ローソク足以外の条件」も合わせて確認すると「更に勝つ確率」が上がると思います。
主なローソク足の組み合わせ②
(差し込み線・切り込み線・かぶせ線・よいの明星・あけの明星)
「差し込み線(画像一番左)」を解説
差し込み線とは…
ローソク足1本目(大陰線)の翌日、2本目(陽線)が前日の終値より安いところからスタートし、1本目の大陰線の実体内で終わる、ローソク足の組み合わせ。
安値圏で起きると「買い」
「差し込み線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
大陰線→陽線:ローソク足1本目の大陰線で売られるも、「すぐに買いたい人が出た」可能性が高い
「切り込み線(画像左から2番目)」を解説
切り込み線とは…
ローソク足1本目(陰線)の翌日、2本目(大陽線)が前日の終値より安いところからスタートするも、大きく切り返す、ローソク足の組み合わせ。
安値圏で起きると「買い」
「切り込み線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
陰線→大陽線:ローソク足1本目(陰線)とは一転して、2本目(大陽線)で「買いたい人が多かったこと」を証明
「かぶせ線(画像真ん中)」を解説
かぶせ線とは…
ローソク足1本目(陽線)の翌日、2本目(陰線)が前日の終値より高いところからスタートするも、大きく下落する、ローソク足の組み合わせ。
高値圏で起きると「売り」
「かぶせ線」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
陽線→大陰線:1本目のローソクの流れを継続し、朝一は買い勢い続くも、2本目の大陰線で結局「売りたい人が多かったこと」を証明
「よいの明星とあけの明星(画像一番右)」の解説
よいの明星(反対:あけの明星)とは…
1本目のローソク足から、2本目は大きく窓をあけ、1本目の高値より大きく上げたところからスタートし、そのまま1本目の高値より上で終わり、逆に3本目は2本目の安値より大きく下げたところからスタートし、そのまま2本目の安値より下で終わる、ローソク足の組み合わせ。
高値圏で起きると「売り」(あけの明星は反対の動き。安値圏で起きると「買い」)
「よいの明星」が出ると、相場の転換が起きやすい理由
(陽線or陰線)→窓→(陽線or陰線)→窓→(陽線or陰線):
2本目で窓をあけるぐらいの「買い」が朝一入るも、そこまで伸びず、3本目では逆に窓をあけるぐらい朝から落下し、「結局弱いこと」を証明。(あけの明星は反対)
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・ローソク足(陽線or陰線)の「実体」が大きい程、ローソク足の組み合わせの効果は大きいです。逆に「ひげ」が大きいと効果は薄いです。
・ローソク足の組み合わせが完成したにもかかわらず、翌日以降も「相場の転換が全く起きない」場合は、逆に今の方向のパワーが「とても強い」と考える(ただ出来高次第ではある。これについては後で解説します)
・これはテクニカル分析に限った話ではないですが、一番の勉強は「実践(経験)」あるのみだと思います。
(考えなしに沢山トレードした方が良いという意味ではない笑)
よし、これで売買の判断ができる
安値圏で切り込み線が出たので買い!
待って待って(笑)
さっきも言ったけどローソク足だけでは判断が難しい
そういえばさっき…
次は出来高について解説するよ
出来高とは
もう文章は読みません(辛いです笑)
えっ…
じゃあ画像で解説するよ
ありがとうございます(笑)
出来高が多いと人気がある株ということですね
そうだね
さっきから気になっていたのですが、ローソク足とどう関係してくるのですか?
「出来高のある」ローソク足と、「出来高のない」ローソク足では意味が大きく異なるからだよ
出来高とローソク足の関係
同じローソク足の組み合わせでも、「出来高の大きさ」で意味合いは大きく異なります。
少数で買った株より、大人数で買った株の方が崩れにくく、信頼度が高いですよね。
ただ、出来高が多い=大人数とは限りません。
可能性は大きく3つ。
①大人数で買った
②少数で沢山買った
③大人数で沢山買った
①-③の見極めは、「※歩値」を確認すればある程度わかります。
※歩値とは…どの時間に、どの価格で、どれだけの株の売買があったのかをリアルタイムで表示
勿論①~③を考えることも大事なので書きましたが、ここで一番伝えたいことは、「どれだけ綺麗な株価チャートの組み合わせ」でも、出来高が全然なければ無意味ということ。
自分がトレードする銘柄の過去の出来高や直近の銘柄と比べながら、「普段の出来高よりどのぐらい多いか」を意識した方が良いと思います。(出来高の大小の基準は銘柄によっても大きく異なる)
日足で見るなら「過去の日足の出来高」、週足で見るなら「過去の週足の出来高」と同じ期間で比較しながら見ていけばよいかと思います。
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・「どのぐらいの出来高があれば、そのローソク足の組み合わせは信頼度は高い」という明確な基準はないが、※小型株は出来高が少ないことが多いので特に注意は必要かと思います。
日足でいうと、「1日の出来高が10万以下」のローソク足の組み合わせだと信頼度が低い(小型株に多い)
・「出来高が増えた理由」はチェックする癖はつけたほうがよいと思います。
上方修正や好決算発表、配当UP、新製品発売など出来高が増加する(売買が増える)理由は様々ですが、その理由が①過去の理由と比べてインパクトがあるか ②過去の出来高と比べてどのぐらい多いかは、意識した方が良いと思います。
※「小型株」について詳しく知りたい人は下記記事がおすすめです。
価格帯別出来高とローソク足の関係
ふむふむ(難しい)
今回も画像で解説するよ(笑)
上の株価チャートが、仮に「日足」の表示だとしたら、2週間分(ローソク足10本→平日10日間)のチャートとなる。
その条件で価格帯出来高を見ると、「2週間のうち、一番買われたのが株価500円のライン」となる。
株価500円で買った人が多いので、
そこを超えるにはパワーがいるってことですね
そう!売り圧力になるんだ
株価500円が「目先の天井になりやすいという考え方」が出来る。
なので、利益確定や購入を控えたほうが良い場面ということ。
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・価格帯別出来高は今回解説した通り、「売り圧力」を見る時に主に使います。
・あと出来高とは直接関係ないですが、キリの良い株価は意識した方が良いです。
例えば「100円、500円、1000円」とか。利益確定や反発ポイントになりやすい。
出来高も学べたので、これでトレードに集中できる
最後にもう一つのテクニカル「移動平均線」だけ解説させて(笑)
忘れていた…
移動平均線とは
「移動平均線」をもう少し解説
・「5日移動平均線」とは…
当日含めた「5日間の終値の平均値」を結んだ線(上記画像の緑の線)
【例】
25日間の平均なら、25日移動平均線
75日間の平均なら、75日移動平均線
週足なら、〇〇週足移動平均線
月足なら、〇〇月足移動平均線
移動平均線の意味合いは何となくわかったのですが、
どうやって活用したらよいのですか?
人によって活用方法はバラバラだけど、私はこんな感じ
✓スイングトレードの場合、主に「日足」を活用するので、移動平均線は3本(5・25・75日)を表示させます。
5・25・75日を使用する理由は「多くの人がその設定にしている」からです。
シンプルに、みんなが参考にする「指標や設定」の方が効力を発揮しやすい。
✓【活用例】移動平均線3本とも「上向き(斜め上)」の場合、パーフェクトオーダーといい、株価が比較的上昇しやすいので購入する候補に入れたり。(直近で損した人が少ないという意味だから、売り圧力も少ない)
★トレード歴8年の経験から「初心者の人」にアドバイス!
・株関連の色々な「本やネット」を見るとよくわかるのですが、移動平均線の使い方や考え方も、人それぞれ異なると思います。
私の移動平均線の捉え方は主に「損している人が多いか、少ないか」「相場が良いか、悪いか」等。
トレード期間が短い「スイングトレード」をしていることもあって需給を見るのに使用しています。
詳しいことを知りたい人は下記関連記事「小型株の押し目買いのコツ」を読んでもらえれば。
・先程、解説した話とかぶりますが、
パーフェクトオーダーなら「損している人が少ないから」購入候補に入れようか?
3本(5・25・75日線)の移動平均線のうち、2本(25・75日)の線が下向きなら「まだまだ損している人が多いから」株価が上がりにくいのでは?
という感覚で移動平均線を活用しています。(あくまで1例です)
・株の種類(小型株・大型株)やトレードスタイル(デイトレード・スイングトレード・ポジショントレード)によっても移動平均線の使い方は異なります。多くの株価チャートを見ながら自分にあった使い方をマスターしたほうがよい
さいごに(まとめ)
ここまで私が普段使用している「3つのテクニカル指標」を解説してきましたが、最後に本記事の内容を簡単にまとめたいと思います。
ダイジェスト版ですね
✓なぜテクニカル指標を3つしか使用しないのか?
【回答】※それで勝てるから
※その他のテクニカル指標も知っておくに越したことはない
※トレードスタイルによって、必要なテクニカル指標は多少変わると思います (私はスイングトレード)
✓ローソク足とは…
【回答】とある期間の株価の動きを「※1本の足」で表したテクニカル指標
※「ローソクの形」と似ていることからローソク足と呼ばれます
【ポイント】
・ローソク足の「基本のパターン(表)」を見ながら徐々に覚えていく
(無理に最初から全部暗記しなくても、実践をしながらで十分)
「ローソク足の詳細」は本記事を読んでもらえれば(ここをクリック)
✓出来高とは…
【回答】とある期間中に成立した「株の売買数量」
1日の出来高なら … 1日の株の売買数量
【ポイント】
・出来高が多いと人気がある株
(買われている株)
・ローソク足を見る際に「出来高は必須」
(買われているローソク足なのか、買われていないローソク足なのかでは大きく意味が異なるから)
「出来高の詳細」は本記事を読んでもらえれば(ここをクリック)
✓移動平均線とは…
【回答】とある期間の株価の平均値(終値)を繋ぎ合わせ、「折れ線グラフ」で表示したもの
【ポイント】
・日足なら5・25・75日線の3本を表示
・週足なら13・26・60週線の3本を表示
理由はみんながその期間で設定しているから(結構大事)
・移動平均線の使い方は人それぞれ
私の移動平均線の捉え方は主に「損している人が多いか、少ないか」「相場が良いか、悪いか」
「移動平均線の詳細」は本記事を読んでもらえれば(ここをクリック)
ここまでテクニカル指標の基本を解説しましたが、本ブログでは、「トレードを始めた人が失敗しやすいことや必要となる知識」を解説します。是非他の記事も読んでもらえると嬉しいです。
時間がある人は是非
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